子供たちにタバコの真実を(日本のタバコ問題広告)

日本のタバコ問題広告

出版物(本)とディジタル媒体(CD-ROM)とインターネット(ホームページ)連携の試みです。

著作権等の問題から、本とCD-ROMの中ではタバコ広告はイラストになっています。
ここではサンプルをクリックすれば実際のイメージでダウンロードできます。
それぞれ、どう説明しているかも合わせてお読みください。

5.タバコを吸っている女性に何が起こるか?


(56)タバコのポスター1
 これはベベルというタバコのポスターです。かっこいいね。さわやかそうな、きれいなお姉さんだね。「吸うも吸わないのも、私が決める」なんて書いてある。「大人のスタイリング・グッズ当たります」っていうのは、本当に大人向けの宣伝なのかなあ。おかしいよね。


(57)タバコのポスター2
 これも素敵なお姉さんのポスターだね。これはSピアニッシモというタバコのポスターですが、これがふざけているのは、2個分の箱の端紙を切り取って葉書に貼って送ると、ブランドものの小物が当たるというんだ。なぜこれが2枚か分かる? 2箱吸うということは、ニコチン中毒になって一生タバコを吸ってくれるお客さんになるということなんだ。いい? ちょっとぐらい高い物をあげたって、後々までずっと買ってくれるわけでしょ。2箱吸わせてしまえば、もう大儲けさ。知らないと、ちょっとだまされるよね。
 煙やにおいが少ないから、バレないよって誘っているのかな。


(58)タバコのポスター3
 これもBBフレア・メンソールっていうタバコのポスターです。これを見ると、何となくこの人もタバコを吸う人に見えるけれど、絶対にタバコは吸ってないね。タバコを吸ったら、老けるのが早く、若々しい肌で仕事ができる期間が短くなってしまうことを知っているからなんだ。
 モデルさんで本当に肌を大切にする人は、絶対にタバコを吸わない。だけど、こうしておしゃれに宣伝されるとだまされるよね。


6.子供の一生を左右するタバコ


(73)タバコのポスター4
 だけど、売るときはこうやってかっこよく見せて売る。都合の悪いことなんかは絶対に感じさせないんだよ。楽しそうでしょう。


(74)タバコのポスター5
 これもなんか変なポスターだね。きれいな山々があって純白の雪、真っ青な空。そこにマイルドセブン・ワンがそーっとおいてある。何の関係もないよね(笑)。この中には、茶色の臭いタバコの葉がぎっしり詰まってるわけだけど、さわやか、爽快というイメージを何とかみんなに植えつけようとしているんだ。真ん中に線が見えるだろ。こちらは右側のページ、こちらは左側のページ。表紙のすぐ裏側の一番目立つ2ページを使っている。こんなぜいたくな宣伝ができるのは、タバコが儲かって仕方がない商売だからなんだ。


(76)タバコのポスター6
男の子には、こんなふうにかっこよくアピールしてきます。


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